株式会社マルミ
管理・メンテナンス事業 クリーニング事業 会社概要

環境を考慮したオイル管理システムを提供

従来のオイル汚染管理システムは、ゴミ、水分を完全に除去しても添加剤は消去しないという問題がありました。
しかし、最も大切なことは、虚油公害をなくし、油圧機器等のトラブルを無くすることです。
株式会社マルミが提供するオイル管理システムは、オイル経費と保全・保修経費の大幅節約を計り、廃油処理問題の解決を図ります。

各種機械管理の合理化とオイルのコンピュータ分析により、機械内部状況及び故障予知診断を致します。

JASS総合オイル管理システム(TOTAL OILCONTROL SISTEM)とは

英国に端を発する「トライボロジー理論」、米国NASSの宇宙工学基本骨子の一部を担う「汚染管理学」等の学術的理論背景を中心とし、これに加えJASS本社独自の開発による種々のオイルトリートメント剤を活用した「ケミカルトリートメントシステム」、「高性能オイルクリーナーによる浄油」、専門のオイル分析機関との堤携による、「高度な傾向分析」等を管理の柱として、JASSグループが過去10数年間に亘り、我国の大手基幹産業分野を含め約6000工場の多大な納入実績を誇る信頼のオイル管理システムです。(管理に使用するオイルクリーナー、化成品等には一事故5千万円の生産物責任賠償保険も掛けられております。)
現在、各産業分野で日増しに重要視されている、生産装置やその他の稼衝機械の潤滑ラインに於ける「予防保全」に大きく貢献の一翼を担って参りました。

  益々認識される汚染管理の重要性
  従来から潤滑油は汚れたら新油と交換するという考え方が主流を占めていました。しかし、この方法ではオイル交換をする迄の一定周期の間に汚染による機械トラブルが確率的に非常に多く発生する事が立証され、特に油圧作動油や高速軸受等にこの傾向が強い為、この10年余りの間に我国で潤滑油の汚染管理の思想と実践が相当普及され、我々JASSグループも産業界に於いて、その先兵の役割を果たしてまいりました。
   
  潤滑油の性能維持に不可決のオイル添加剤
  ところが最近の殆んどの潤滑油はその性能向上化の為、あらかじめ添加剤が調合投与されており、浄油の際これらの添加剤を除去しない(JASS・マークV−Z・Sの様な)浄油装置を用いる事は当然の考え方なのですが、使用経過途上でその役割を終えながら次第に消耗してゆく添加剤を補充投与しなければ本来の潤滑油性能が維持されない事が判明してきました。(昭和57年度、日本潤滑学会夏季講習会テキスト等の発表による)
   
  補給油が多くても油性機能は次第に低下
  例えば火力発電所のタービン軸受油等の場合は、一定周期毎に一定割合の新油を抜き替え補給して(オイルメークアップと呼ぶ)その性能低下を押える様にしていますが、これも結構な労力コストとなる他、今度はこれらの対象油が一般の工作機械(NCマシン等)や放出成型機の油圧作動油等によるとこの方法では十分な油質の改善効果が出ない為、パッケージ型(各種成分を配合した総合タイプ)のオイル添加剤を投与しなければなりません。(前途の日本潤滑学会のセミナー資料による)
   
  予防保全とトルブル解消にJASS総合オイル管理システム」を
 

もしも、これらの処置を施さない場合は、たとえ定期浄油を実施したりしても潤滑油の泡立ちが激しくなったり、油中にスラッジやガム質が大量に発生して電磁制御弁や精密なサーボ弁にこれが固着して制御不良や誤動作を多発し、特に寒冷時の立上り不良や最悪の場合は起動不能となる事もあります。
又、強制循環給油によるギヤボックスにスラッジがラインフィルターや給油官をつまらす為、給油能力が低下して軸受の焼付きやギヤの破損に至る例もあります。
更に、工作機械の加工油と摺動面の潤滑を兼ねているオイルの給油官内部が詰ってしまい摺動面」が焼き付いた例もあり、これらのトラブルを未然に防止したり、解消したりするのが「JASS総合オイル管理システム」なのです。

         
     
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